子供がご飯を食べない...その理由と対策 【離乳食期】
Instagramやクックパッドが広まり、子供へのご飯にも精を出している親は多いのではないでしょうか。
その一方である悩みが...
それはなかなか食べてくれないということです。
せっかく作ったのに口から出してしまったり、イヤイヤモードに入ってしまったりと頭を悩ませているママは多いのではないでしょうか。
今回は食べてくれないその理由と対策についてご紹介します。
離乳食期の食事
生後5〜6ヶ月ごろから18ヶ月ごろにかけてが離乳食期と言われております。
このころの食事の内容としては、最初は味が薄く固形の要素があまりない状態から初めて行って、徐々に味いの濃さや固さを調整していくものとなります。
食べない理由は?
- 口触りが良くないと感じている
- 味覚が発達途上にあり、味への飽きを感じている
- 食事以外に注意がそれている
美味しいか以前に口に入った時の違和感によって食べなくなってしまうことや、日々変わっていく味覚に対して離乳食とは味の薄いものですから、飽きを感じてしまっていることが考えられます。
また、好奇心旺盛ですので、例えばテレビやおもちゃなど興味を引いてしまうものがある場合、食事そっちのけになってしまうこともあります。
食べるようにするには
- 固さの調整をしてみましょう
- 調理方法を変えてみましょう
- 食事に集中できる環境を用意しましょう
【固さの調整】
段階にわけて煮込むなどを検討してみて下さい。
例えばお粥を煮込むにしても数分煮込んだ物を先に取り出し、残りを継続して煮込むなどすることで、何段階かの固さに調整することができます。
また、パンなどは水分を入れることで調整がしやすいので、こちらも試してみる価値はあります。
【調理方法】
すりつぶしや、すりおろし、裏ごしなど、いくつかの調理方法を組み合わせて様子をみてみましょう。
じっくり観察していると何が食べやすいのかなど掴めてくると思いますよ。
【食事の環境】
刺激の少ない環境が理想です。
中でもテレビは目まぐるしく画面が切り替わる為、強い興味を惹かれるようです。
それ以外にも日頃遊んでいるおもちゃなどを置いておくと、今はそれで遊びたいと考えて食事を放棄してしまいます。
食事へ注目してもらう為に、周りに刺激物を置かないことに加えて、食事そのものへ興味を惹かせるのは有効です。
食事の見た目だけでなく、食器の種類やテーブルクロスなど食に関係する環境から食事に向き合わせることも大切です。
実際に我が家で使用している食器
この食器が出てきた時はどんな食べ物なのかという具合に、食器でも覚えているみたいです。
逆にこの食器の物はあまり口にしないという悪い方の習慣もつく為、その時は他の食器に切り替えたりしています。
見た目から食事の時間と覚えさせていくことも大切なことです。
参考図書
カスタマーレビュー 4.4 / 5
写真も多く「初めての育児」「初めての離乳食」を始める方に向けて作られたと思わせる内容となっております。
導入からアレンジまで一通り記載されており、1冊あると何かと便利です。
おわりに
せっかく作ったのに食べてもらえないのはショックですよね。
これだけやったのだから食べてくれるだろうと意気込んでも、平気で手をつけないなんてこともあります。
でも、それは作ってくれたことに対して拒否をしている訳ではなく、成長過程にあるからなんだと理解してあげて下さい。
最もご飯を食べないと発育の面で心配ですが、何も食べないなども場合を除いて様子を見つつ食べさせてあげて下さい。
子生活リズムが...ともなりますが、食べる楽しみを実感させるだけで進んでご飯を催促してくるようにもなります。
正解のない育児であるが故に思い悩まれることも多いと思いますが、トライアンドエラーの繰り返しであることを念頭に、日々それすらも楽しんでいきましょう。